酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

特別、意識しているわけではないのですが道の写真はよく撮っています。 どの道でもということではありませんが郷愁を誘うというのか。 子供時代に見たような。 おそらく時間、空間をあるいは人種?も超えて普遍性みたいなものがあるのかもしれませんね。 高…

湖の男/アーナルデュル・インドリダソン

待ちわびていたA・インドリダソンの新作、やっと出ましたね。 とは言っても本国、アイスランドでは2004年に発行され、去年は最新作の15作目が出ているようです。 日本では3作目の『湿地』から、この『湖の男』まで計4作が読めます。 お気に入りの作家で…

オムライス

オムライスといえばゴンチチのゴンザレス三上氏!? 毎週土曜の朝に聴いているFM番組、世界の快適音楽セレクションの中で度々登場します。 彼の大好物のようです。 別にそれに影響を受けた訳でもなく、そもそもオムライスを食べたいと思うこともなかったです…

犯罪心理捜査官セバスチャン

左の上巻の表紙がセバスチャンとすれば下巻の表紙はウルスラとヴァニヤでしょうね。 いやぁ〜面白かった。 愉快で思わず声が出ること度々。でもシリアスでミステリー、サスペンス度も充分に味わえます。 登場人物たちの事情、様子を描きながら事件が展開して…

オーディオキャビネット

春先に注文をして頂いた天板が1800X520。 材はクルミのオーデイオ・キャビネット本日無事配達完了。 かなり重いので積み込みは工夫して一人でできましたが 注文して頂いたYさん宅にはご主人に手伝ってもらい運び入れました。 大きなものは久々だった…

じゃず1年

ブルースを亡くした後はなかなか猫を飼うという気持ちになれず でもある日向こうからやってくればその時はまた一緒に暮らそう。 名前はじゃず。その架空の猫が去年の8月24日に仕事場に現れその場で 思わずじゃずと呼びかけた話は以前にもしました。 一年が…

わがままな安倍晋三

9.11の後に思ったことはそれまでの東西冷戦、鉄のカーテンといった キーワードがテロに変わったのかなということでした。 当時は盛んにアルカイダ、ビンラディンがニュースに登場していました。 今はISであり北朝鮮ということでしょうか。 もちろん看過で…

ウォルフガング・ムースピール

こんな夏はあまり記憶にないです。 もちろん暑い日、晴れの日はありますがすっきりしない今年の夏。 さて最近のCDのお気に入りはこのヴィエナネイキッド。よく聴いています。 素のウィーンということでしょうか? ウォルフガング・ムースピール、オーストリ…

旅の終わりの音楽/エリック・フォスネス・ハンセン

映画『タイタニック』はもうずいぶん前に観ましたが印象に残っているのは 最期まで演奏を続けていた楽団員たちのシーンです。 先日、図書館で何気なく手にしたこの本、何とその楽団員たちの物語。 手にとってそれを知った時はちょっと不思議な感じがしました…

犬山旧市街

犬山のぎゃらりい木屋、山下さんのところへ先日行ってきました。 年に1、2度お邪魔しています。 犬山城に比較的、近い場所でいわゆる古い町並みにあります。 夕方のお散歩写真です。 PENTAX MX Flektogon 1:2.4/35mm

ランドスケープ/アンリ・カルティエ=ブレッソン

先日、初めて写真集を買いました。 ブレッソンの写真集や本は図書館で借りてきていますが このランドスケープは先日ネットで初めて知り現在では入手しにくいという記事もありました。 ところがなんとタイムリーなことにその直後ネット上のハモニカ古書店に出…

ブルックリン/コルム・トビーン

読みました。『ブルックリン』予想した通りよかったです。 当然、映画を観た後なので役者たちが再登場。 文章と映像がカラーで重なります。 故郷に戻ってから二人の男性の間で揺れ動く主人公のアイリーシュ。 本ではその時、つまりジムというお金持ちで少し…

ブルックリン

気になっていた『ブルックリン』、昨日ビデオで観ました。 内容は特に目新しい訳ではありません。 家を出る。故郷を離れ新天地、都会へ旅立つ。 挫折、出会い、恋、別れ、友情、家族・・・ 恋愛を軸にいろいろな人間模様が描かれていてとてもいい映画でした…

嘘 / I am not ABE

人は嘘をつく。政治家に限らず。 でも安倍さんはちょっと目に余るというのか・・・ 虚言癖、別に安倍首相がそうだというわけではないですが 嘘をいっぱいついていると嘘をついているという感覚がなくなり 当然、罪の意識もなくなっていく。 オリンピックのプ…

キッチン考/我が家のキッチン

もうずいぶん前に松本のガルガで初の個展をやらせてもらいました。 その時のコンセプトというのかタイトルが『小さな暮らし』 一人あるいは二人と一匹くらいなんていうコピーもチラシにつけて。 その時に作った物の一つに小さな食器棚があります。展示したも…

2017クラフトフェアまつもと

今年は箸など小物は出さずに卓袱台をメインにしました。 多くの方に卓袱台に触れていただき また若い人たちは卓袱台は知っていても折り畳むところは見たことがない方もみえて 驚く人も多かったです。 お天気にも恵まれ無事終了しました。 ありがとうございま…

池上喫水社

昨日、工芸の五月、子供椅子展の搬入後、池上喫水社なるイベントへ行ってきました。 入場無料で市内数カ所の湧水を使った水出しコーヒー、2杯の利き珈琲+牛乳プリンこちらは¥1000 味の違いは僕にもわかりました。プリンも美味しかったです。 http://w…

出口のない農場 / サイモン・ベケット

本の方は北欧もの、ミステリーでないものも何冊か読んで今は欧米の作家のものを読んでいます。 ルース・レンデルも初めてでしたが面白く3冊読みその後に図書館で手にした『出口のない農場』 サイモン・ベケットはお気に入りの作家になりました。 続いてシリ…

じゃず 生きてます

100% じゃずは地上からは消えたと思っていました。 天国に旅立ったかなと。 この月曜日に先日届いた栗の材を皮むき、樹皮の部分にカミキリムシが卵を産んで幼虫が穴を作っていくので それを行なっていると近くで何か音がしました。 僕は時々、口癖、では…

木杓子

ここのところ久しぶりに杓子を作っていました。 作るきっかけは図書館で借りてきた本に載っていて これに近い写真で土鍋のそばに裏返してほぼ全体が写っていました。 そのフォルムに魅せられました。 最初は栗で匙の大きさは9cmの物をしばらく作っていまし…

春はそこまで

今朝も松本は氷点下、でも日中は14度の予想になっています。 冬の中に春が少しずつ混ざってきてる、そんな感じです。 仕事場に向かう山道で最初に見つけた時は 毎年、自然に笑顔になり、うれしくなり、そしてカシャリ! こちらはドアップ。上の写真と同じ…

東京スナップ

先日久しぶりに東京へ行ってきました。 どんな風に写っているか現像してみるまでわからないフィルム、 それはそれで楽しいものです。

蕎麦は茹で方で美味くなる!

去年の秋に松本の種村という蕎麦屋を教えてもらい以来、時々行ってます。 美味しい蕎麦屋さんです。 でここの店主はずっと市内でそば打ち教室をやられていた方で お店にも茹で方の手順が書かれてあるものがあり それを読むと自分の茹で方とは少し違うので興…

BRAD MEHLDAU: THREE PIECES AFTER BACH

正月明けの初仕事は自宅でファーストスプーンを削っていました。 さてまたブラッド・メルドーの話題ですが先日、彼のオフィシャルサイトで見つけました。 スリーピーセス・アフターバッハ。 http://www.bradmehldau.com/#three-pieces-after-bach 『バッハに…

Chris Thile & Brad Mehldau

例によって写真とは直接関係のない話題。 今心待ちにしているのが後20日ほどで届くはずの、この二人の新譜。 以前にもこのブログで記事にしました。現在、このユニットの活動は終了していると思います。 ツアーしていた頃のライブ映像はyoutubeで見られます…