犯罪心理捜査官セバスチャン
左の上巻の表紙がセバスチャンとすれば下巻の表紙はウルスラとヴァニヤでしょうね。
いやぁ〜面白かった。
愉快で思わず声が出ること度々。でもシリアスでミステリー、サスペンス度も充分に味わえます。
登場人物たちの事情、様子を描きながら事件が展開していきます。
群像劇とまでは言えないまでも、そこも魅力でしょうね。
よく練られていて上手いなと感じました。
M.ヨート&H.ローセンフェルトのコンビによる作品ですが
この二人は脚本家でこの作品が初めての小説ということです。
第1作目の本書、訳者あとがきによると4作目も出るということですが
日本では現在3作までが読めます。
次は2作目の『模倣犯』。楽しみ〜
もし興味を持たれた方は必ず1作目から読むべしです。