酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

朴の杓子


最近は35mmで撮ることが多くブローニーでは撮っていないのですが
クラフトフェアの時に入れたフィルム、先日、現像しました。
夕方近く木陰だったので地面に置いて低速のシャッタースピードで撮りました。



さて本題はこの杓子、こちらはDP3ですが、以前作っていた栗のものより一回り小さく
深さは以前のものよりあります。
大は小を兼ねない?? 普通は逆ですが小さな器にも入れられるということです。
以前のものは直径が約9cm、こちらは6cmです。


それでクラフトフェアの時に女性の5、6人のグループの方たちが見てくれたんですが
掬うだけではなく木べらの感覚で炒め物の時にも重宝しますよと説明すると
ちょっと驚かられて、ヘェ〜じゃぁ使ってみますとお二方に買ってもらいました。


それとご飯のしゃもじも作っていますが、最近はこの杓子でよそっています。
これがすごくいいです。
ただし炒め物に使っているものは油がしみているので
ご飯用には別のものを専用に使っています。
また今度、実際に使用しているものを載せます。

DPでスナップ写真

シグマのカメラは一部の愛好者には支持されていますが
全体から言えば数は少ないでしょう。
愛好者としてはその描写に魅了されているわけですが
そのせいか撮る写真というのは描写を際立たさせるような写真が多いような気がします。
かくいう僕もそうです。


でも今回、DP2に外付けファインダーを取り付け
いつもとは違う、フィルムレンジファインダー機のような感覚で撮ってみました。
プログラムオートやf8の絞り優先、ピントもオートにしたりマニュアルフォーカスダイヤルを
無限と5mの間くらいに固定して撮ったりといろいろ試してみました。


モニターオフにしてあるので撮影後の確認もしません。
シグマのカメラはバッテリー消耗が激しいので有名ですが
メリルほどではないにしてもこのDP2もフル充電、RAWで撮って120枚くらいだったでしょうか
でも今回は160枚程撮れました。
DPでストリートフォトなかなかいけます。



路上スナップ

写真をやっている人が全てそうなるとは限らないと思いますが
そのうち人が撮りたくなってきます。
物撮りや風景などとは異なり街中で人を撮るというのはいろんな意味で難しいです。


最近、レンジファインダー機でピント、絞り固定で明るさに応じて
多少、シャッタースピードを変える。というのを知りました。
露出計も使いません。
ただファインダーを覗いてシャッターを切るだけです。
例えば晴天であればf8 1/250s(目安) ピントは今回使った50mm標準レンズで
5m〜無限の範囲で合うようにしておきます。
露出計も付いていない旧式のフィルムカメラで瞬時を逃さない。
こんな撮り方が昔からあったんですね。


今までであれば36枚撮りのフィルムを撮りきるのに
数ヶ月かかることも珍しくはありませんでしたが
今回は1、2時間でした。