酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

犯罪心理捜査官セバスチャン


左の上巻の表紙がセバスチャンとすれば下巻の表紙はウルスラとヴァニヤでしょうね。
いやぁ〜面白かった。


愉快で思わず声が出ること度々。でもシリアスでミステリー、サスペンス度も充分に味わえます。
登場人物たちの事情、様子を描きながら事件が展開していきます。
群像劇とまでは言えないまでも、そこも魅力でしょうね。


よく練られていて上手いなと感じました。
M.ヨート&H.ローセンフェルトのコンビによる作品ですが
この二人は脚本家でこの作品が初めての小説ということです。


第1作目の本書、訳者あとがきによると4作目も出るということですが
日本では現在3作までが読めます。
次は2作目の『模倣犯』。楽しみ〜
もし興味を持たれた方は必ず1作目から読むべしです。

オーディオキャビネット


春先に注文をして頂いた天板が1800X520。
材はクルミのオーデイオ・キャビネット本日無事配達完了。
かなり重いので積み込みは工夫して一人でできましたが
注文して頂いたYさん宅にはご主人に手伝ってもらい運び入れました。


大きなものは久々だったので
天板一つとっても仕口加工したり鉋がけする時など
ひっくり返したり移動させるなどの取り回しが重くて大変でした。


出来上がってしばらく仕事場にあったんですが
本日納めてお金を頂き作り手としての喜びもひとしおってところでしょうか。
1日がかりの配達だったので今夜は美味い酒も味わえました。
ありがとうございました。

じゃず1年


ブルースを亡くした後はなかなか猫を飼うという気持ちになれず
でもある日向こうからやってくればその時はまた一緒に暮らそう。
名前はじゃず。その架空の猫が去年の8月24日に仕事場に現れその場で
思わずじゃずと呼びかけた話は以前にもしました。


一年が過ぎました。
なので、8月24日は、じゃずがこの世に現れた日いってみれば誕生日です。
で美味しいものでもと思ってはいましたがその日を挟んで2週間ほど姿を見せず
どうも周期的に具合が悪くなるのか時々いなくなります。


でもひょっこりまた現れ今は何とか元気にしています。



わがままな安倍晋三

9.11の後に思ったことはそれまでの東西冷戦、鉄のカーテンといった
キーワードがテロに変わったのかなということでした。
当時は盛んにアルカイダビンラディンがニュースに登場していました。
今はISであり北朝鮮ということでしょうか。
もちろん看過できることではないです。


以前そんな話を友人と話していたら彼が9.11はマッチポンプだと言いました。
意味は知りませんでした。
マッチポンプ。自分で火をつけて消火することです。


先回の北朝鮮のミサイル発射も朝、まるで緊急地震速報のように、いやまるで災害が発生したかのごとく
長々と報じているのに違和感を覚えました。
そして昨日の朝。今回はJアラートかなんだかよく知らなかったですが
僕の住んでいる地区でも大音量の伝えられました。
それも日本に向けてでしたか長野も含まれていたので正直、ちょっと緊張しました。


で、びっくりしたのはそんなに時間を置かずに安倍さんの国民を守るというメッセージ。
あ〜わかっていたのかなと思いました。
実際そんなニュースも伝わっています。
もしそうであるならなんで事前に知らせないの?
もちろんマッチを擦ったのは安倍さんではないですが・・・


そんな安倍さん、この国のちょっと前までは高い支持率だった首相。
どう形容するか?
わがままという言葉が浮かびました。あるいは幼稚?
安倍晋三 わがままで検索してみるとこんな記事がありました。


https://www.j-cast.com/2014/03/18199490.html?p=all

ウォルフガング・ムースピール


こんな夏はあまり記憶にないです。
もちろん暑い日、晴れの日はありますがすっきりしない今年の夏。


さて最近のCDのお気に入りはこのヴィエナネイキッド。よく聴いています。
素のウィーンということでしょうか?
ウォルフガング・ムースピール、オーストリアのジャズミュージシャンです。
知りませんでしたがクラシックの作曲家いっぱいるようでモーツアルトもウ(ヴ)ォルフガング!


ジャズギタリストですがシンガーソングライターでもあります。
このアルバムは自身のギターとボーカルを被せていますがほぼソロアルバムという感じです。
ボーカルのアルバムはあまり出ていない感じですが
もう一枚『VIENNA WORLD』はバンドで演奏しています。
こちらもすごくいいです。


声、曲、ギターみんな好きです。


http://www.viennanaked.com/media/video/we-drink-the-sun


http://www.viennaworld.net/media/video/millions-of-opinions

旅の終わりの音楽/エリック・フォスネス・ハンセン


映画『タイタニック』はもうずいぶん前に観ましたが印象に残っているのは
最期まで演奏を続けていた楽団員たちのシーンです。


先日、図書館で何気なく手にしたこの本、何とその楽団員たちの物語。
手にとってそれを知った時はちょっと不思議な感じがしました。
もちろんそんな物語を求めていたわけではないですけどね。


とはいうものの実際の楽団員は8名。この本に登場するのは7名。作者の創作です。
それでも読みたくなり借りて来ました。
このうちの5人の物語が大半を占めています。


中でも最初に語られるバンドリーダーのジェイソンの物語。
医者で科学を信奉する父親。天体観測をしながら息子に語る・・・もう忘れてしまいましたが
要するに物理の言葉で説明しているわけです。
それを聞いたジェイソンが歌を聴いているようだと。う〜ん何ともエレガントな一節。
あと惑星の軌道、ケプラーの法則、そこと関係してたか、これも忘れてしまいましたが
古代の人たちがそこに音楽を見出す・・・云々。


それと最後に語られるコントラバス奏者、ペトロニウスの話も面白かったです。
そして、もちろん最初からわかっててはいても悲劇のクライマックスでは緊迫感が走り
じ〜んときてしまいました。


実際の楽団員たちの物語は別にあるんでしょうが
最期まで演奏したようです。

犬山旧市街

犬山のぎゃらりい木屋、山下さんのところへ先日行ってきました。
年に1、2度お邪魔しています。
犬山城に比較的、近い場所でいわゆる古い町並みにあります。
夕方のお散歩写真です。



PENTAX MX Flektogon 1:2.4/35mm