酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

シグマのカメラ3


DP2+クローズアップレンズ

昨日は眠くなったので写真だけのアップでしたが、もう少し続きを。
シグマのセンサーは一画素に三色取り込むのに対してシグマ以外のメーカーの
センサーは単色のみの取り込みということでした。
少なくとも理論的にはシグマのセンサーが優れていると思いますよね。


ところがいざシグマのカメラで撮ってみると多分一眼のSDシリーズのカメラにしても
そうかもしれませんが、えっ?・・・うそ!ってな感じも普通にあります。
たまに、おーっ!Jpegで撮っていても素晴らしくきれいに撮れている事もあります。


シグマのカタログにこんなことが書かれています。
jpeg画像は、シグマがもっとも適切と考える『出来上がりの写真』です。・・・
ここのシグマってとこはメーカーと置き換えても差し支えないでしょう。
僕流に言わせてもらえれば各メーカーはそれぞれ一流の名シェフをカメラ内に置いて
撮影者の選んだ素材をとびきりの一品にして提供してくれます。
でもシグマのjpegシェフは、はっきりいっていまいちです。
RAW(ろう)というのはセンサーが捉えた生の素材。
でもこれは膨大な(情報)量なので煮たり焼いたり(?)捨てたりして
カメラ内でjpegという『出来上がりの写真』にしている訳です。


カメラが何でも手助けしてくれるのは楽だけど
自動的にカメラに撮らされるのなんてつまらない。
苦労しながらもアレコレ自分でカメラを操作して思い通りに撮りたい。
これは先に紹介したJINX3さんのブログからの引用です。


シグマの推奨しているRAWで撮ってシグマフォトプロで現像する。
ここではじめてシグマのセンサーX3ダイレクトイメージセンサー
凄いということを実感できる。
そんなふうに思えます。


去年の暮れ辺りから急にカメラファンになってきたような?
そんな今日この頃です。