酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

震災ボランティア・石巻


先日,友人が石巻に行くというので、じゃあオレもということで行ってきました。
月曜日、松本市役所で高速道路の料金免除の証明書を出してもらい、仲間のカンパで
交通費はまかなうことができました。
渋帯はなかったので松本〜石巻(河北)は約8時間程。
幸い専修大学のキャンパスがボランティア基地としてまだ使用できていたので僕達は
め組JAPANというボランティア団体に入って二日間,活動しました。
一人で来てる人,会社から参加してる人、大型バスで来てる人、重機を積んで来てる人
若い人、年配の人、本当に多くの人が全国から集まって来てました。
活動内容は泥出しや漂流物の移動、屋内の箪笥や冷蔵庫等のかたづけ等々。
街中は、ほぼ平静を取り戻してきてる感じですが海岸に近ずくにつれ景色は一変します。
かなり、かたづけられてはいるのかもしれませんが震災直後の悲惨な印象そのものが
目の前に広がっていました。
ゼロに戻してスタート地点に立つのが気の遠くなるような日々、生活が続く中で
ボランティア活動もまた長く続けて行かなくてはと感じました。