天才スピヴェット、ジャン=ピエール・ジュネあれこれ
極上の気分の例えにゆったりと温泉に浸かっているなどというのがありますが
ジュネ作品を観ている時はまさにそれです。
松本で久しぶりの上映、アメリ以来ですから13、4年ぶりでしょうか。先日観てきました。
楽しい映画でしたが、いつものジュネワールドではなかったように思います。
それは多分3Dが幅を利かせていたのも一因かもしれません。
3Dはゼログラビティ以来2回目ですが今回の3Dは本当にリアルで驚きでした。
少し前に気分を盛り上げようと(?)レンタルでロスト・チルドレンとミックマックを久しぶりに観ましたがやはり面白いです。
ジャン=ピエール・ジュネの映画に出て来る役者達やセットやロケーションの色というのかタッチというのか光の捉え方が
すごく好きなんですよね。
今回の天才スピヴェットはアメリカが舞台になっていて、別に役者がよくなかった訳ではもちろんないですが
やはりこれまでのフランスで撮った作品の役者達はどれも生き生きとはまっていて特にドミニク・ピノンは最高に好きです。
今回も出ていたので思わずにんまりしてしまいました。
アメリは何度も観ているので次はデリカテッセンとロング・エンゲージメントをまたレンタルで観ますかね。