酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

卓袱台 ダボ埋め

卓袱台の天板と脚部は木ねじで固定させています。
幕板と呼ぶ正方形の枠に10カ所ほど。
これはそこをボンドを使いダボで埋めた状態です。



次にダボを切る専用ののこぎりで切ります。


少しメチ(段差)ができています。


鉋を使いメチを払います。そしてこの面、4辺全体を鉋で仕上げます。


これは明るい場所で撮った別の卓袱台です。
通常のダボは切り口が木口になるので濃い色になりますが
これは切り口も周りの木目と同じ面になります。
卓袱台は裏も見える状態になるのでこのほうがいいかなと思ってやっています。
まったく同じ木目にはなりませんが目立たなくはなりますね。