酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

ラーメン作ろ〜


DP2


とはいっても麺は市販のものを使います。
先に紹介した『日本のおかず』とは別に『日々のだし』という本も図書館で目にとまり
よく借りてきます。なかなかおもしろい本です。
基本の昆布だし+魚介類、肉、野菜等それぞれから出る旨味のバランスを考えながら
解説、レシピが載っています。


例えば豚だしは豚バラ塊500g 水1200ml を圧力鍋に入れ火にかける。
加圧したら15分。圧が落ちたらふたを開け加熱。湧いたら昆布15gを入れ
火を止める。粗熱がとれたら出来上がり。とても簡単!


この肉はもちろん旨味が残っているので別の昆布だしを使って角煮等を作ります。
それでラーメンの方はこの豚だし300ml を火にかけ沸騰したらいりこ3gをいれ
あとは塩、または醤油で味を調える。一人分の量です。
本のレシピにはもやしやニラを使って書かれていますが僕はこれだけ作ります。
それほど期待をしていた訳ではなかったのですが下手なスープ付きの生ラーメンよりは
確実に美味しい!


お店の味も基本は同じかもしれません。ここに、お店独自の工夫が加わるのでしょう。
で、鶏ガラもそのひとつ。2枚目の写真。鶏ガラではありませんがオーブンで肉を焼くと美味しい気がします。
とはいっても無水鍋です。
ご覧の通り肉の脂、肉汁がたっぷり出てくるので2回目に作ったときはこれを少々使いました。
そうするとまた一段と美味しくなります。


まぁ何でも加えればいいというものではないのでバランスを調整しながらでしょうか。
麺は生なのでどのくらい日持ちするのか知りませんが
そういえばうどんは冷凍があるので、ならばラーメンでもと思い最近は少し多めに買って冷凍しています。
そのまま沸騰したお湯に入れるだけOKということがわかりました。


それで先の豚だしで使った塊で角煮を作るときは別に昆布だしを使い
砂糖や醤油で味付けをするわけですが、このときの煮汁はちょっと甘いのでラーメンには使いません。
でも試しにソース焼きそばの調味料として使ってみるとこれがまた美味しかったです。
焼きそばについてくるソースの素は最近は使わないのでこれがあれば重宝します。


で昨日はこれならいっそう中華風もいいかなと思いシンプルにキャベツと肉
それにたまたま干しえびもあったのでこれも少々。
最後にごま油をたらし作ってみました。
これも麺はラーメンと同じ麺です。
ただし茹でたものをそのままフライパンに入れるとぐちゃっとなりますので
しっかり水でぬめりをとってから炒めます。
むしろ焼きそばの麺よりも美味しいです。
これもとても美味しい一品になりました。