小島一郎
BRONICA RF645 ZENZANON-RF 1:4/45mm(28mm画角/35mm換算)
少し前に図書館で見つけた写真集『小島一郎写真集成』
初めて知る名前でしたが一発で心に届きました。
以前BSで特集があったようですが小島一郎と同行されて写真を撮られた方の話によると
人が撮らないようなところを撮る。そしてネガを見るとつまらないような普通の写真。
というようなことをいわれています。
ところが暗室での作業、技法で彼独自の画を作り上げる。
それはひょっとすると肉眼に映る現実とは少し異なるのかもしれません。
でもその時彼の心に映った世界、心に露光された光を再現する試みが成されているのではないかと思います。
シグマのカタログ(好きなんですが)にも書かれていたと思いますが
作画という言葉。シャッターを切った後の作業。画作りまでを含めて写真であるというようなこと。
もちろん色んなケースはありますが、そう思います。