酒井隆司 生活の道具

良質の労働が良質の社会を形成する。信州松本で家具と生活用具を作っています。

栗の杓子

久し振りに杓子の注文が入りました。
コンパスで9cmの円を書けば当然、誰もが同じ形になります。直線も然り。
でもこれがフリーハンドであれば10人10色。
杓子にはこの難しさと魅力があるように思います。
実はいつも作っている訳ではないので作り出す前に2、3日トレーニング?1本づつ削りながら
感を取り戻して、まとまった本数に取りかかっています。



左は2年ほど使っているもの。


試作のケンポナシ。